【脳卒中】保険の告知と加入について
脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血といった脳の疾患を総称して「脳卒中」と言います。この脳卒中は、日本人の死亡原因の第1位となったこともある恐ろしい病気です。現在でも123万人を超す患者さんがいると推定されています。
1、脳卒中とは
脳卒中とは、血中コレステロールが溜まることによって、血液の流れが滞り、脳の血管が詰まったり破れたりすることで脳全体に血液が行き渡らなくなり、四肢の感覚障害や片麻痺などが起こり、場合によっては寝たきりとなる原因疾患でもあります。
この病気の恐ろしい所は再発のリスクがあり、もし再発した場合、以前よりも重症化する可能性があります。完治したとしても、常にそうした不安を抱えたまま生活していかなくてはいけません。
また、脳卒中は非常に入院期間の長い病気でもあり、平均在院日数はおよそ93日で、種類によっては100日を超えるものもあります。こうした長期の入院期間に及ぶと、費用なども心配になるものです。このような理由から脳卒中になってから保険に加入したいと考えた場合にはある程度の制限があることがほとんどです。
2、脳卒中の保険加入データ
病名 | 脳卒中 |
保険の入りやすさ | ★ (1/5) |
一般的な保険 | かなり加入ガ難しいが、特別条件付で加入の可能性あり |
引受基準暖和型保険 限定告知型保険 | 加入できる可能性あり |
無選択型保険 無告知型保険 | 加入できる |
告知のポイント |
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3、脳卒中患者の告知ポイント
査定されるポイントは、
- 正式病名
- 診断時期
- 服用薬剤名
- 入院の有無
- 手術の有無
- 後遺症の有無
- 医療機関名
を正確に告知することになります。罹患している脳卒中が高い生命危険度を示しているかによって加入できる保険は変わります。このように脳卒中などの重篤な疾患については、正確に告知しても入ることが困難です。
しかし、可能性はゼロではないので、体調を快方に整えて告知してみましょう。