下肢静脈瘤の保険加入告知について

車椅子に乗る高齢者 夫婦 老老介護

かつては、一度大病をしてしまうと生命保険に入れなくなってしまうと考えた方が多かったように思いますが、最近ではテレビCMなどで持病をもっている方でも入れるものについて耳にする頻度が増えたので、諦めずに探す方も増えているようです。加入できるのであれば、なるべくお得に加入したいものですが、例えば下肢静脈瘤の方の場合には、どのように正確に伝えるのが良いでしょうか。

下肢静脈瘤の症状

下肢静脈瘤は、通常は心臓へと戻るはずの下肢の血液が逆流し、血管の壁が膨らんでしまうことで起こります。伏在静脈瘤、側枝静脈瘤、網目状静脈瘤とクモの巣状静脈瘤の4種類に分類されますが、原因となる疾患が明らかでない一次性静脈瘤と原因が明らかな二次性静脈瘤に分けられます。深部静脈血栓症、動静脈瘻、深部静脈弁不全症などが、二次性静脈瘤の原因となる疾患です。

下肢静脈瘤で保険に入る場合

下肢静脈瘤があって医療保険に入ろうとする場合には、通常、左右下肢の部位不担保となります。部位不担保とは、会社が決めた特定の部位や特定保証内容を一定の期間、または期間のすべてにわたって保証の対象外とするという条件のことです。正確には個々の条件は査定によって会社から提示されるものと思われますが、下肢静脈瘤の場合、入った後に手術する可能性が高いので、両下肢については危険因子として保証対象外になるということです。また、前述の深部静脈血栓症、動静脈瘻、深部静脈弁不全症などの二次性静脈瘤の基礎疾患がある場合には、入るのがより困難になってしまいます。ただし、下肢静脈瘤の手術等をして後遺症なく完治しているようであれば、入ることができるでしょう。

まとめ

病気がある方でも、最初から保険料が割高になってしまう告知なしのものを選ぶ必要はありません。特別条件がつきますが、正確に状況を伝えれば一般のものに入れる場合があります。また、医療技術が進歩したことによって、以前には入ることができなかった病気が入れるようになっていることもあります。ですから、医療機関で治療を受けて症状が安定していることなどを会社に正確に伝えることが大切です。下肢静脈瘤の場合も、病状が回復していることなどを正確に伝えれば条件付きで一般の保険に入れることがあります。

ページ上部へ